メインコンテンツへスキップ

【3月11日(土)オンライン開催】『リジェネレーション』出版1周年記念:『ドローダウン』を経て、ポール・ホーケン&リジェネレーションの今 ~気候危機を今の世代で終わらせるために~(日本語通訳付)

「ドローダウン」の続編、「リジェネレーション」の書籍出版から1年。変化の速い今、あれから状況はどう変わっているのでしょうか。
著者のポール・ホーケン氏に、世界でますます注目を浴びる「リジェネレーション」の今を伺います。また、日本での環境活動の最前線を、環境ジャーナリストの枝廣淳子氏、進化思考家の太刀川英輔氏に語っていただきます。


2020年にポール・ホーケン氏の著書「DRAWDOWNドローダウン― 地球温暖化を逆転させる100の方法」が出版され、その続編にあたる「Regeneration リジェネレーション[再生]気候危機を今の世代で終わらせる」が2022年3月に出版されました。

温暖化や気候危機に終止符を打つには、解決策を提示するドローダウンに加えて、「どのように行うのか」を扱うリジェネレーションが必要だったといいます。

そして気候危機を終わらせるために、ポール・ホーケン氏が結成したプロジェクト・リジェネレーションは、ネクサスを始め様々な活動に取り組んできました。

彼らは、どんな変化や手応えを感じているのでしょうか。
そして今何を想い、これからどのように取り組みを進めていこうとしているのでしょうか。

本イベントでは、ポール・ホーケン氏ならびにプロジェクトリジェネレーションが今注目していることや、これからの活動について伺います。また、日本におけるリジェネラティブ(再生的)な取り組みと環境活動の現状と今後に向けたメッセージを、枝廣淳子氏、太刀川英輔氏に語っていただきます。

また、書籍と連動しているネクサス(後述)についてもご紹介します。

世界と日本の最新状況を知り、共に温暖化や気候危機への本質的な取り組みを広げていきましょう。
多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

プロジェクト・リジェネレーションとは

ポール・ホーケン氏により結成されたプロジェクトです。
一世代で気候危機を終わらせるために、人間性を取り戻し、私たち一人ひとりの主体的な行動を促すことを目的としています。
主な取り組みは、気候危機に対する課題と解決策のリストを作成し、それを実現するためのリソース、組織、知恵の保有者、専門技術に人々をつなげることです。

リジェネ―ション(再生)とは、
世界を生き返らせるだけでなく、
私たち一人ひとりの生き方も再生していくことでもあります。
気候危機を終わらせるこのアプローチが他の提案と異なっているのは、「すべての行動と意思決定の中心に生命を置く」という考え方に基づいているという点です。

ネクサスとは

グローバル版ネクサス: https://regeneration.org/nexus
ネクサス(Nexus)は書籍「リジェネレーション」と連動しているウェブサイトでプロジェクトリジェネレーションによるサイトです。 ネクサスは生命を中心に据える「リジェネレーション(再生)」のアプローチに基づいた世界最大の解決策リストで、「何をしたらいいか」の問いに答える情報を網羅しています。

・「個人」、「グループ」、「企業」といった立場ごとに、何ができるかが分かる「アクションアイテム」
・国や自治体、企業などがどのような関連する法律や基準をつくる必要があるかを記載した「ガバナンス」
・その課題と解決策に向けて活動を起こしている実践家(個人、集団、企業)を紹介する「キープレーヤー」
・その課題や解決策に関して学ぶための動画や関連する読み物を紹介する「学び」
など

日本版では日本の文化に配慮した解決策リストの作成を進めています。
※画像はサンプルページです

本イベントは、こんな方におすすめです。

  • 地球温暖化や気候変動、社会課題対策に興味を持っている方
  • これからの世界、社会の在り方のヒントを得たい方
  • これからのウェルビーイングの実現に興味がある方
  • ともにアクションを起こしていく仲間と繋がりたい方
  • SDGs、ESG、サステナブルへの具体的アプローチを知りたい方
  • 組織・団体内に活用したい方
  • 学校教育で活用したい方
  • 自治体や地域・コミュニティで活用したい方
  • よくわからないけど参加してみたいという初めての方
  • ポールホーケン氏の活動に興味を持っている方

開催詳細

日時:2023年3月11日(土) 9:00~12:00(開場8:50)

参加料金:
・一般 5,000円
・学生割引:大学生(社会人経験者を除く)1,000円
・学生割引:中高生以下(フリースクール等含む)無料

●学生割引チケットについて
※学生割引チケットをご購入の方は、申し込みフォームに「学校名」「学年」「年齢」を記入ください。
※学生証をご提示いただく場合があります。
※学校教育法で定める学校(中学、高校、大学、高等専門学校など)及びフリースクールに在籍されている方が対象です。ビジネススクールなどは対象になりません。
※これから社会に出る方のために割引を設定しております。社会人大学生の方は対象となりませんのでご留意ください。

●特典割引について
①書籍購入者への特典割引
「ドローダウン」「リジェネレーション」書籍購入特典の割引コード利用時 4,000円
挟み込みチラシに申し込み方法が記載されています。
お申し込み後、メールでご案内のコードを入力ください。(1冊につき1回有効)

②マンスリーサポーター割引
購入時にコードとして毎月のサポート額を
「MM」の後ろに入力ください。
例:3000円の場合「MM3000」
※マンスリーサポーター割引と他の割引の併用はできません。ご了承下さい。

●ペイフォワード(恩送り)チケットについて
※学生の参加・学びを応援するチケットとなっております。ぜひ時代の担い手の支援をお願いいたします。

●録画と見逃し配信について
当日は録画を予定しており、チケットご購入の皆さまへ後日配信いたします。
視聴期限は配信から2か月を予定しております。

【当日タイムスケジュール(予定)】
※時間が若干変更となる可能性もございます。

8:50 zoomオープン
9:00 オープニング
9:10 ポール・ホーケン氏 、枝廣淳子氏、太刀川英輔氏 トーク・セッション
9:45 プロジェクト・リジェネレーション トーク・セッション
10:10 ポール・ホーケン氏とプロジェクト・リジェネレーションへの質疑応答
10:50 枝廣淳子氏、太刀川英輔氏 トークセッション
12:00 終了

お申し込み

Peatixのイベントページからチケットを購入ください。(イベントは終了しました)

※ 正式なお申し込みはPeatixでチケットを購入された時点で完了致します。
※ 同じ企業、団体からのお申し込みは最大2名様まででお願いいたします。3名以上の参加をご希望の場合は組織内での研修として実施をご検討ください。詳細は別途お問い合わせください。

【登壇者紹介】




ポール・ホーケン/Paul Hawken
プロジェクト・リジェネレーション創設者

一般社団法人ワンジェネレーション アドバイザー
環境活動家、起業家、作家、Project Drawdown創設者。環境に配慮したビジネスを成功させ、ビジネスが生態システムに与える影響について執筆活動を行い、経済発展、産業エコロジー、環境政策について各国の首脳やCEOにコンサルティングを行う。 「ドローダウン」及び「リジェネレーション」をはじめ、これまで誰も踏み込まなかった領域で自らリーダーシップを発揮し、新たな概念と共に実績を上げている時代の先を行く実践家。 これまで9冊の著書が30ヵ国語、50ヵ国以上で出版され、200万部以上のベストセラーを記録している。


【日本の専門家 登壇者】

枝廣淳子/Junko Edahiro
大学院大学至善館教授、幸せ経済社会研究所所長、環境ジャーナリスト、翻訳家
『不都合な真実』(アル・ゴア氏著)の翻訳をはじめ、環境・エネルギー問題に関する講演、執筆、企業研修やセミナー等の活動を通じて、地球環境の現状や国内外の動きを発信。持続可能で幸せな未来の共創に向けて、新しい経済や社会のあり方、幸福度、レジリエンス(しなやかな強さ)を高めるための考え方や事例を研究。「伝えること」で変化を創り、さまざまな「つながり」を取り戻すことをめざす。
システム思考やシナリオプランニングを生かした合意形成に向けての場づくり・ファシリテーターを数多く務めるほか、地域の意志ある未来を描くプロジェクトやゼロカーボンをめざす取り組みにアドバイザーとしてかかわっている。
著書に『ブルーカーボンとは何かー温暖化を防ぐ「海の森」ー』(岩波書店)、『答えを急がない勇気 ネガティブ・ケイパビリティのススメ』(イースト・プレス)ほか多数。
https://www.es-inc.jp/about_es-inc/profile.html
https://www.ishes.org/en/aboutus/biography.html

太刀川英輔 / Eisuke Tachikawa
NOSIGNER代表 / 進化思考提唱者 / デザインストラテジスト / デザイナー(プロダクトデザイナー・グラフィックデザイナー・建築家)
未来の希望につながるプロジェクトしかしないデザインストラテジスト。SDGs、再生可能エネルギー、地域活性などの数々のプロジェクトでデザインと総合的な戦略を描き、複数社のCDOとしてソーシャルスタートアップの経営を担う。
産学官の様々なセクターの中に変革者を育むため、生物の進化という自然現象から創造性の本質を学ぶ「進化思考」という新たな教育法を提唱。この進化思考は生物学者・経済学者らが選ぶ日本を代表する学術賞「山本七平賞」を受賞し、ベネッセ主催の「高等教育の未来を考える」委員会にて座長を務めるなど、本質的な創造性教育への更新を目指している。
https://nosigner.com/

<プロジェクト・リジェネレーションより>
取組みの近況やトピックについて語ります。

ジュリアナ・バーンバウム/Juliana Birnbaum
プロジェクト・リジェネレーション オペレーション ディレクター
アメリカ、ヨーロッパ、日本、ネパール、コスタリカ、ブラジルに住み、働いてきた多言語の文化人類学者です。彼女は 1996 年以来、独立した作家、研究者、編集者として、パーマカルチャーコミュニティ、先住民族の権利、全体的な健康、生態系の危機への取り組みに焦点を当てています。

【ファシリテーター】

鮎川 詢裕子
一般社団法人ワンジェネレーション 代表理事
前職時代に一貫して経営層と組織のパイプ役として経理・経営企画等に従事。当時の経営理念「豊かさと夢を実現する」これを個人、集団、世界全体で実現するとはどういうことなのか? — その探求心から、一部上場企業、外資系企業をはじめ、日本、中国などの様々な企業に対して、内面変革型の組織開発、CSV経営推進支援、リーダーシップ開発プログラムを提供。これまで100社以上、7000人をサポート。株式会社クラリティマインド代表。著書「最高のリーダーほど教えない」(かんき出版)

久保田 あや
一般社団法人ワンジェネレーション 代表理事
幼少期より、海の汚れや水質・大気汚染に関心を持つ。環境科学や有用微生物を応用した環境浄化技術の実践、指導を海外十数カ国にて行う一方で心理学など人の内面の構造を学び続ける。子育てをきっかけに新しい学びの場を提供するためにオルタナティブスクールを沖縄と八ヶ岳で創設。 気候危機の進行を肌で感じ、自然の中で暮らしや、森の保育を通じた生命の営みに深く触れたことにより活動をシフト。全ての生命とのつながりを願い、森の再生や、森のリトリート、子どもキャンプの主催。四児の母。山梨県地球温暖化防止活動委員。

【司会・進行】



山口 有里
チーム ONE generationメンバー
「人と自然が共に繁栄するリジェネラティブな未来を創る」をライフテーマに活動するインタープレナー(越境人材)。学生時代より環境問題に関心を持ち、エネルギー業界からの社会変革を志す。エネルギー企業に勤める傍ら、個人活動として、人と自然が共に繁栄する未来を探求するラーニングコミュニティ「リジェネラティブ・リーダーズ・カレッジ」を主宰。その他、SUNDREDパートナー、Sustainable Innovation Labフェローなどの肩書で、複数のコミュニティやプロジェクトを跨いで活動中。


【通訳】



大空夢湧子
40年に及ぶ通訳経験があり、わかりやすい言葉使いに定評がある。

支払い、キャンセル、領収書について

※Peatixのチケット購入から希望の支払い方法よりお支払いください。参加費以外の購入手数料は一切かかりません。※やむをえない事情によりキャンセルする場合、主催者にお問い合わせください。(所定の手数料が発生する場合があります。)
※領収書が必要な方は、Peatixの受付メールからダウンロードが可能です。(詳細はこちらを御覧ください)

主催:一般社団法人ワンジェネレーション(ドローダウン・ジャパン・コンソーシアム)

「いのちが継がれ続ける(Regeneration of Life)」をビジョンとしたOne generation(ワンジェネレーション)というムーブメントの一環として、「DRAWDOWNドローダウン― 地球温暖化を逆転させる100の方法」「Regeneration リジェネレーション 再生 気候危機を今の世代で終わらせる」の日本語書籍出版を企画・実現し、ワークショップをはじめとする普及に向けた活動を行っています。この一世代で温暖化を逆転させ、気候危機を終わらせるための活動に取り組むことで、地球環境の健康と、そこに住む私たちのウェルビーイングも実現します。アドバイザーとしてポール・ホーケン氏が就任。
詳細:公式ホームページ https://onegeneration.jp/
関連ページ: https://drawdownjapan.org/

チーム・ワンジェネレーションのご案内

ワンジェネレーションの活動に共感し、できることで貢献したい、一緒に活動したいという仲間を募集しています。
様々なコミュニティがありますので、よろしければご参加ください。
https://onegeneration.jp/initiative/community/

\\メールマガジン登録// →こちらをクリック
 
読書会やイベントをはじめ、最新情報など有用な情報をお届けします。

関連記事

一覧へ